マススペクトルデータベースから化合物を判定するシステムを持っていた米国
NIH(National Institute of Health) を中心にして、 EPA(Environmental
Protection Agency) を始めとして NIOSH/NBS/FDA
など政府機関の持つ規制データ・毒性データ・物性データ
などのファクトデータベースの統合的オンラインシステムとして、1975年に
CIS はスタートしました。
その後、SANSS の構造式検索や CHEMLAB/CLAB
などのデータ解析プログラムも加わり、CIS
のシステム自体が大きくなる一方、
1981年以降のレーガン緊縮財政のあおりを受け政府プロジェクトとしての続行が難しくなり、結局
1983年 11月にプロジェクトは
打ち切りとなってしまいました。その翌年、データの解析/検証、検索/ディスプレイなどのシステム開発に携わってきた
FMA(Fein-Marquart Associates, Inc.)はCISを買い取り、CIS
Inc.のサービスとして再スタートしました。 その後Oxford Molecular
Group, Incという民間会社を経て、2000年4月からNISC(National
Informatio Services
Corporation)によりインターネットでアクセスするデータベースとして運営されています。
現在の CIS
は毒性・安全性・法規制に関連する EPA
のデータが充実して、化学物質あるいは化学製品を輸出する企業にとっては無視できないデータベースであり、化学物質の毒性・安全性を研究/調査する場合のプライマリーソースとしても多くの化学会社で利用されています。また
CIS の辞書機能を果たす SANSS(Structure and Nomenclatuare Search
System)には 構造式/分子式/名称/CAS番号(Chemcial Abstracts Service
Registry Number)/個々のデータが存在するコンポーネント名、等が
収集されており、この SANSS の
CAS番号をキーにして各コンポーネント間でクロスレファレンスして、データをディスプレイ
できることも特徴の一つです。
マイクロフィッシュによるTSCATSとAQUIREデータベースの原文献サービスが利用できます。
NISC, GRCデータベースの利用については別料金となります。
Chemical / Physical Properties |
Biodegradation / Beioremediation |
Site Assessment |
Toxicology & Carcinogenicity |
HAZMAT |
SANSS |
BIODEG |
CERCLIS |
AQUIRE |
NIOSHTIC Subset |
RTECS |
固定された年間基本料金でCISとして分類されているデータベースすべてにアクセス可能。アクセス時間は無制限。
同時アクセスするユーザー(コンカレントユーザー)数により、料金が以下の通りになります。オーソライズされたユーザーが出張先からでもアクセスできるリモートアクセスのオプションも付けられます。
BiblioLineとして分類されているデータベースには別途契約が必要です。*複数の敷地からアクセスする場合および2年目以降の継続に対する価格はお問い合わせください。
同一組織/敷地内からのアクセス 1コンカレントユーザー
\ 157,500.-
2−5 コンカレントユーザー
お問い合わせください
同一組織/敷地内からのアクセス+リモートアクセス 1コンカレントユーザー
お問い合わせください
2−5コンカレントユーザー
お問い合わせください
*マイクロフィッシュ、BiblioLineの料金はドル建て価格に20%を加えた円価格で(マイクロフィッシュの場合は請求額が合計\2,000.-を超えた時点で)請求させていただきます。